研究開発不織布・フェルトの総合メーカー|株式会社ケナテックス

独自の研究開発

地球環境にやさしい開発

地球環境を考えた研究開発

地球環境にやさしい企業をめざす当社では、環境保全型製品の研究開発に取り組んでおります。
例えば、ケナフの利用。非木材資源として注目される一年草ケナフを原料として、フェルトやボードに使用しています。
ケナフは主に中国や東南アジアで栽培されており、種まき後、約半年で4~5mに成長する1年草です。成長が早く、CO2吸収能力がとても高いため、木材に代わる資源として注目されています。
ケナフの外皮部(靭皮)の繊維は、長くしなやかで、強度に優れています。ケナフ繊維は木材パルプと同様、紙製品や衣類などに使用されていますが、その柔軟さと強さという特性を生かし、自動車の内装材や、携帯電話の筐体などにも、強度を高めるために樹脂に混ぜて使用されています。
そのほか、断熱性や吸音性に優れたフェルトの研究・開発など当社独自の技術を生かした研究開発力で、地球環境と生活環境にやさしい商品開発を積極的に展開しています
植物資源は、CO2を増加させない資源として、また、成育時のCO2固定化の効果にも注目され、これからの需要拡大が見込まれています。成長が早く、CO2吸収能力が高いケナフの積極的活用により、森林資源の保護に貢献することができます。

この他、不要になった衣類を使用するリサイクルフェルトに関しても、独自の研究により、他にはないフェルトの製造を行っております。

特許関連情報

特許

新しい機能を持ったフエルトやボードは、独自の研究から生まれます。さまざまな特許を得る。世界に誇れるフエルトやボードを作る。
こういったケナテックスでしか出来ない技術や製品のスタートはお客様のご要望からでした。
お客様から「こういった形で、強度がこのくらいで、この原材料を使用して」と言ったご要望を独自のノウハウで研究開発してまいりました。
さらに研究開発中にもっといい方法があれば、それをご提案する。これがケナテックスの商品開発の原点です。

何千年も前からある不織布、フェルトといった技術のものを、絶え間なく新技術の開発に取り組んできました。こういった研究開発は、過去のデータの蓄積や、独自のノウハウがなければ、なかなか成果を上げることはできません。
非常に高度な専門性を駆使してこそ、世界に貢献できる新しい技術や製品を生み出すことができるのです。

発明の名称:吸音材及びその製造方法
出願番号 : 特許出願2008-141705 出願日 : 2008年5月29日
公開番号 : 特許公開2009-287143 公開日 : 2009年12月10日

特許要約

【課題】
優れた形態安定性を有し、広い周波数領域での吸音性に優れ、しかも加工性や取り扱い性にも優れた吸音材及びその製造方法を提供する。

【解決手段】
基材用繊維と極細短繊維とが相互に交絡したシート状繊維集合体からなる吸音材であって、基材用繊維の繊維径が15~50μmであり、極細短繊維の繊維径が0.2~10μmであり、かつ極細短繊維がJIS Z8801-1に規定する公称目開き11.2mmのふるいを通過するものであることを特徴とする吸音材。

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